ミシュラン2011が発表されましたね。今年の目玉はなんといっても神戸が審査に加わったこと。
そして一番のサプライズは、カセントというレストランが
三ツ星を獲得したことです。
カセントはヴァレンシアにも同じ名前の店があり、
オーナーはそこで修行されていたそう。
これまで、フレンチと和食のみだった三ツ星レストランに
フュージョンというジャンルでの獲得は
これからのレストランの新しい時代に入った気がします。
僕と同じくらいの年の人たちが、イタリアンの巨匠と呼ばれる人に
憧れて料理人になったように、今の幼い子供たちはきっと
カセントのようなジャンルに憧れて料理人になるでしょう。
カセント、
2年前くらいに一度行ったことがありますが正直ピンときませんでした。
でも噂ではここ最近めきめきと実力を伸ばしているそう。
味はよくわからないですが、今回の評価されたことの一つに
地産地消ということも含まれると思います。
モードスパニッシュというカテゴリだけど、兵庫の食材を積極的に取り入れる。
食材レベルから考えて提案する姿勢は、料理だけでなく
建築やファッションといった日常生活にも考えるべき要素だと思います。
「地産地消」がこれからのスタンダードになるんだろうな。