
約一年ぶりにキメラへ。初夏の夕暮れにはもってこいの場所。
洗練された内装は建築の仕事をしている身分にとって、いつも
新たな発見があります。
2階は庭が借景のように窓が切り取られていて、少し別の世界に訪れたよう。
古い建物をリノベしているので、全開口の間には柱がみえているが、
見せ方が非常に上手で、構造がうるさくない。
開口部のような穴は空間にリズムができ、おもしろい。開口に隠された照明が、開口に浮遊感を与えてくれている。
今設計している住宅に、これらの手法は使えそうだ。ぜひ使ってみよう。
写真では分かりずらいが、柱と梁部分を異なる茶系で色分けされている。
通常この手の場合は、壁を白く、構造を茶系で一色というのが当たり前ですが、
茶系でも異なるものを使い分けているので、重くなりすぎず、民芸ぽくなりすぎず、
そして洗練されている。
細かく行く届いていてとても美しい。
作り手のコンセプトが伝わります。
そして、この後にでてくる料理もまた素晴らしかった。
建築と料理は似ている。
仕事のインスピレーションは何かと聞かれたら間違いなく、
レストランに行く事
だと答えるだろう。
そのくらい、建築こと「工務店経営」レストランに類似している。
創作活動
空間
コンセプト
サービス
すべてが僕にとってのエネルギーである。