日本の建築業界は建築履歴というシステムが始まろうとしています。
簡単に言えば、いつ完成し、いつリフォームし、いつ定期チェックしたのかを
コンピューターで管理することです。
うーん。
これについてこれる、工務店やビルダーはどれだけいるのかな。
という印象。
最近は、エコの風潮で国からの住宅の補助金も多く、多様化し、
複雑化してきています。
ずいぶん前から強く感じていること。
IT化やデジタル化が一番求められる業界は建築であるにもかかわらず、
建築業界、特に施工にかかわる人たちは極めてそれらの分野には弱い。
キーボードの打ち方も分からない人、けっこういるんですよね。
このギャップ感にいつも考えさせられます。
建築の夥しい資料の量、カタログ、サンプルの数。
まだまだ、建築業界はアナログです。
小手先のアプリケーションによる一元管理ではなく、
もっと画期的なシステムの必要を感じます。
建築の次のステージは何がまっているのだろうか。
